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第四の「左利きの女」は台湾からの留学生にインタビュー。
18歳の時に、はじめての日本旅行で京都を訪れ、「ゴミ箱がないのに街がキレイ!」なことに一目惚れした彼女。
インタビューの中で、「日本は自殺が多い」と話してくれたのが印象的でした。
あいくるしい表情と関西なまりの辿々しい日本語。そしてその中に、時折のぞかせる力強さが彼女をより魅力的にみせてくれます。
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「左利きの女」は、もうこのまま幻に終わってしまうのか!?と思っていた左利きの女ファンのみなさんも、これからのみなさんも、大変お待たせいたしました。
月刊サギと言う声がチラホラと聞こえてきそうですが。コロナをまたぎ取材から約2年半の月日を経てようやく完成に漕ぎ着けました。
4歳だったある日「左利きの女の子」は上品じゃないと母親が親族たちに責められ、家族会議の結果「右利きへの矯正は行わない」方針が決まります。
この家族会議の決定があったからこそ、彼女は、「左利きの女」として歩み始め、その後の運命を導きました。
「左利きは左利きとして産まれくるのではなく、左利きなるんだ」と。
今回のこのエピソードを聞いた時、僕はそう感じました。
今号もいつものように、左利きを切り口に、暮らしのさりげない一コマまで、少しのユーモアをまじえながら、一冊にまとめています。
サイズはこれまでのB4サイズから一回り小さいA4サイズに変更しまして、ページはその分、倍の64ページ。たった一人の人物を64ページに落とし込めるだけ落とし込んでみました。
やり過ぎた感も否めないのですが、次号につなげていきます。
これからは、年に4回のペースで目標の100号目指します。
って、毎月ちゃうんかい?
これからも応援よろしくお願いいたします。
左利きの女偏愛家 山中シロー
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■contents / コンテンツ
・はじめに
・もうひとつの、はじめに
・女、左利きになる
・インタビュー「SIDE-A」
・今月の書き順「左」
・インタビュー「SIDE-B」
・連続写真の向こう側「うどんをすする女」
・思い出の道具
・左女日記
・好きな曲はなんですか?
・左利きの女へ、10の質問
・自分史
・あとがき「ひだりにならえ」- 佐藤椅子
■仕様
書籍タイトル:月刊「左利きの女」vol.004 / 第四の「左利きの女」
サイズ:A4変形サイズ 210mm × 268mm
表紙:カラー
本文:モノクロ
ページ数:64p
言語:日本語
ISBN:ナシ
発行:2022年11月7日